こんにちは!現役公務員の母、コム母です。
この記事では、現役公務員に聞いた数的処理の重要性と対策方法について解説しています。
結論から言うと、数的処理は教養択一試験でかなりの割合が出題されるので、捨ててしまうと合格はできません。
苦手な人向けの対応策についても、後半で解説しているので、ぜひ参考にしてください!
大変だけど、なんとか乗り越えるわよ!
次の記事では、教養試験全般の対策方法を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください▽
数的処理ってどんな科目?
数的処理は、
- 数的推理…速度や確率、図形など、計算で答えを導きだす問題
- 判断推理…問題文で与えられた条件から答えを導き出す問題
- 空間把握…空間把握能力を問われる問題
- 資料解釈…グラフからデータを読み解き、正しいものを選ぶ問題
など、主に論理的思考を問う問題が出題されます。
わたし、計算が苦手なのよね…
数的推理は計算よりパズルゲーム的な要素の方が強いよ
たとえば、数的処理で特によく出る判断推理は、計算はほとんどなく与えられた条件をひたすら整理して答えを出すような問題ばかりです。
計算問題も、「数学」というよりはむしろ「算数」に近いので、複雑な計算はまずないと思ってもらって大丈夫です。
数的処理の重要度を確認しよう!
数的処理は、教養試験の中で最も重要な科目です。
教養試験の中で、とにかく大量に出題されるので、絶対に無視できない科目です。
逆に言うと、教養試験において数的処理を制覇できれば、ほぼ対策は仕上がったも同然です。

数的処理の出題数を確認する!
数的処理はとにかく出題数が多いと言いましたが、具体的な出題数も確認しましょう。
試験ごとにまとめた結果はこちら▽

あれ、多い…集計間違ったかしら…?
いや、あってるよ
そう、なんと数的処理は、教養試験全体の約4割も出題されるので、絶対に無視できません。
これを知らずに、間違って捨ててしまったりすると不合格に直行します。
公務員試験において、数的処理が重要科目に位置付けられているのはこのためです。
数的処理の難易度を知る!
ここまで出題数が多いなら数的処理だけ勉強すればいいんじゃない?
いや、それではなかなか上手くいかないと思うよ
というのも、当然問題にもよりますが、数的処理は得点が難しい問題が多く出題されます。
また、数的処理には、
- 公式に当てはめて一発で解けるような問題は少ない。
- 過去問をこなしたからと言って、同じ問題が出ることはまずない。(類題はあるが、まったく同じ解き方ではない)
- パズルのように、一度ハマってしまうとなかなか抜け出せずに時間を多く消費してしまう。
という風に、解き方を覚えたとしても本番で絶対に解ける保証がありません。
この数的処理の不安定さは本試験まで気づかないことも多いので、この記事を見た皆さんはこのことをぜひ意識しながら対策するようにしてください。
問題数は多いけど、得点が安定しない…
これはかなりやっかいね…
ほとんどの受験生が数的処理には苦労させられてるよ
数的処理の対策方法と各テーマの出題例を見てみよう!
ここまで数的処理の重要性にふれてきたので、続いて対策方法についても触れておきましょう。
対策方法としては、
- とにかく解き方のパターンを覚えて、時間さえかければ解ける状態まで持って行く!
- 毎日1問でも解いて、数的処理に慣れていく!
という地道な方法しかありません。
裏ワザ的なのはないの!?
そんなのあったら誰も苦労しないよ
数的処理は全く同じ問題は出ませんが、似たような類題が出ることは多々あります。
繰り返し解いて、自分なりの解き方のパターンを定着させるのが、解けるようになる一番の近道です。
ここからは、数的処理の出題テーマごとの代表的な問題とワンポイントアドバイスを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてね!
「数的推理」の出題例と対策アドバイス
数的推理は、速さや確率など主に計算を使って解く問題がメインで出題されます。
実際の過去問はこんな感じで出題されます▽

数的推理の代表的な問題として、
- 食塩水などの濃度計算
- 場合の数や組み合わせなどの確率
- 速さの計算
- 仕事算
- 数列など規則性の問題
- 図形の計算問題
などです。
なんとなく解けそうな気がする…!
小中高のどこかでやったような問題が多いからかもね
数的推理は、解き方に明確なパターンがあることが多いので比較的対策しやすいです。
解き方がはっきりしている分、難問も判断しやすいので、代表的な問題は解法をすべて頭に入れるようにしましょう。
「判断推理」の出題例と対策アドバイス
判断推理は、問題文で与えられた条件をもとに、状況を整理して、答えを導き出す問題です。
実際の出題例を確認していきましょう▽

判断推理の代表的な問題として、
- 命題
- 対応関係を問う問題
- 順序関係を問う問題
- ベン図などの集合問題
- 座席表など位置関係を問う問題
- トーナメント戦やリーグ戦
- 嘘つきや証言問題
などが出題されます。
文字だけだとどんな問題かわかりにくいわね
全部パズルみたいなもんだよ
いずれの問題も、提示された条件を整理していくことが重要となる問題です。
提示された条件がややこしいことが多いので、素早く、丁寧に整理していく力が必要です。
問題演習でも、その点を意識して取り組んでいきましょう。
「空間把握」の出題例と対策アドバイス
空間把握は、図形を動かしたときにどう見えるかなど、空間把握能力を問われる問題です。
実際の出題例を確認してみましょう▽

代表的な問題として、
- 図形の展開図
- 図形の切断
- 多角形の軌跡
- 一筆書き
- 平面図形の分割
などがあります。
想像力が試されるのね…
頭の中だけでする必要はないよ
空間把握能力が試される問題ではありますが、手を動かして書いていけば分かる問題も多いです。
自分で自分を混乱させないように、丁寧に処理していくことが重要です。
また、空間把握は一部の自治体などで判断推理として出題されていることがあるので注意が必要です。
「資料解釈」の出題例と対策アドバイス
資料解釈は、与えられたグラフや図表で示されているデータを読み解き、正しい内容のものを選択肢から選ぶ問題です。
実際の問題はこちら▽

なかなかややこしそうね…
焦らなければ結構解けるよ
他にも、構成比だけのグラフや対前年比のグラフなどいろんな種類のグラフが登場しますが、すべてに共通して求められていることはグラフを正確に読み取ることだけです。
資料解釈は一見ややこしそうですが、選択肢を丁寧に精査していけば得点につながりやすい科目なので、数的処理が苦手な人もしっかり取り組みましょう!
数的処理がどうしても苦手な人の戦略を伝授!
息コムは数的処理得意だったの?
いや、めちゃくちゃ苦手だったよ
なんかコツとかないの?
数的処理が苦手な人の戦い方をすればいいんだよ
数的処理はとにかく出題数が多いので、繰り返しにはなりますが、数的処理を捨てるという選択は絶対にとってはいけません。
数的処理が苦手なのであれば、数的処理が苦手なりの戦略を立てる必要があります。
ここからは実際の戦略の立て方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください▽
【STEP1】数的処理の目標点数を設定しよう!
まず、数的処理の目標点を決めましょう。
これは「自分だったら数的処理がどれくらい取れるか」という肌感覚でざっくりと設定してもらえれば十分です。
息コムは何点で設定していたの?
僕は半分(5割)で設定していたよ
次に、他の科目で何点取ればいいかを、数的処理の目標点から逆算します。
一般的に、教養試験のボーダーは6割ですが、このブログでは、7割(28点)を目標点数にすることをおすすめしているので、ここでも7割を目標とします。
教養試験の目標点(28点)-数的処理の目標点=他の科目の目標点
今回は、40点満点の教養試験の場合、数的処理を5割(8点)に設定しているので、他の科目で合計20点取ればいい計算になります。
自分の目標点で計算してね!
【STEP2】どこで点数を取るかの具体的戦略を練ろう!
STEP1で数的処理以外で何点取ればいいかが出たはずなので、どの科目でその点数を取るのか具体的に設定します。
これは「自分の得意な科目が何か」という視点で設定してもらえれば大丈夫です。
たとえば、
- 文章理解で、ほぼ満点(10点)を取る!
- 一般知識分野で10点(7~8割程度)取る!
- 数的処理で1問10分使えるように、一般知識は短時間(1問1分未満)で解き切る!
という感じで数的処理をじっくり解くスタイルにするのもありです。
自分なりの戦い方が必要ね
僕は、上の戦略で教養7割を安定して得点できたよ!
本試験に向けて、苦手な数的処理をうまく乗りこなす戦略をたてておきましょう!
数的処理の対策方法まとめ!
ということで、ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
この記事をまとめると、
- 教養試験において、数的処理を捨てる=不合格を意味する。
- 基本的に、得点が安定しない科目なので、他の科目の勉強は必須。
- とにかく愚直に解法パターンを繰り返し覚える。
- 戦略次第で、7割くらいなら取れる!
です。
いくら数的処理が苦手でも、教養試験がある限り、数的処理から逃れることはできません。
安定して6割以上取れる自分なりの戦略を立てていきましょう!
考え方は柔軟にね!
このブログでは、現役公務員に聞いた公務員のなり方について発信しています。
教養試験対策の全体像を把握したいなら、こちらの記事がおすすめです▽
